大阪大学のアドミッション・ポリシーのもとに、国際公共政策研究科は、教育目標に定めた人材を育成するために、次のような者を選抜する。
- 公共政策課題、たとえば、平和や安全保障、環境問題、経済発展・開発、人権の保障などの諸課題に関心を有する者
- これらの公共政策課題を種々の観点から解明することを望む者
- 学習によって得た知識やものの考え方などを用いて、他者と積極的に議論をすることを希望する者
- 公共政策課題の解決に向けて指導性を発揮したいと考える者
- 外国語、特に英語に関心を有し、さらにこれに磨きをかけ、国際社会で自らの主張を積極的に発信したいと望んでいる者
以上のような人材を得るため、本研究科では、博士前期課程への入学のためには、英語能力試験、研究計画書に基づいた口述試験を課している。博士後期課程への入学のためには、さらに修士論文などの論文の提出を要求している。
- 英語の能力については、TOEFLやTOEIC、IELTSなどの評価の定まった試験で一定のスコアを得ていることを要求する。
- 研究計画書では、入学後に研究することを希望するテーマ、当該テーマを研究する背景にある問題意識、研究の方法論などが論理的・説得的に論じられていなければならない。
- 口述試験では、研究計画書に記された諸事項に関する能力が試されるとともに、自らの主張を説得的に伝達し、審査委員との質疑応答に的確に回答することなどのコミュニケーション能力も試される。
- 修士論文などの論文については、複数の教員が専門的観点から評価を行う。