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2025年度OSIPP説明会(11月開催)

2025年度OSIPP説明会(11月開催) 2025年11月7日、OSIPP棟6階会議室にてオープンキャンパスの一環としてOSIPP説明会が行われた。当日は、約50名が対面とオンラインのハイブリッド形式で参加し、研究科の概要やカリキュラム、研究環境などについて詳しい説明が行われた。(写真:政治学分野について説明する南和志准教授) 説明会の冒頭では、教務委員長の河村倫哉教授が登壇し、博士前期課程の冬季入試情報や指導体制、学生支援制度などについて解説した。特に、社会人学生向けの長期履修制度や、海外提携大学とのダブルディグリープログラム、他研究科・他大学との単位互換制度など、学びの多様性を支える制度が紹介された。 続いて、法学、政治学、経済学の3分野を代表する教員が、それぞれの専門領域について説明を行った。 法学分野からは和仁健太郎教授が登壇し、法学分野の教員や授業について紹介した。OSIPPには国際関係法(国際法とEU法)の教員が多く在籍しており、他大学の法学研究科と比べてもその分野の研究環境が整っていることが強調された。国際法に関するカリキュラムは、判例や論文を読み込んで議論し、教科書では学べないような法学に特有の考え方や概念の使い方を体得する授業が多いと説明された。 政治学分野については、南和志准教授が説明を担当した。OSIPPでは、国際関係論、紛争研究、メディア研究など多様な政治学分野を学ぶことができ、国際機関やNGOなどでの実務経験を持つ教員や外部講師による特別講義も定期的に開催されているとの紹介があった。 経済学分野では、松林哲也教授が登壇し、OSIPP経済系の教育の特徴を解説した。教員の多くが現実のデータを用いた応用研究に携わっており、学生は経済学的な手法やデータ分析手法を幅広いトピックに応用し研究を行っていると紹介した。カリキュラムは、修士課程1年目に基礎理論と分析手法を徹底的に学ぶ構成となっており、経済学を初めて学ぶ学生でも無理なく理解できるよう設計されているが、より高度な内容を追求したい学生には、経済学研究科の科目を履修できる制度も整えられており、学びの専門性と学際性の両立が可能であることが説明された。 説明会の後半では、在学生3名が登壇し、OSIPPでの学びや学生生活について体験談を共有した。それぞれの発表では、授業を通じて多様なバックグラウンドを持つ仲間と意見を交わす機会が多いことや、学生同士の交流が活発であることなど、学内コミュニティの魅力が語られた。また、授業外でも留学生や社会人学生との交流が盛んであり、異なる専門分野や文化的背景から刺激を受けながら視野を広げられる環境が整っている点が強調された。さらに、社会人学生もzoomで参加し、オンライン授業や土曜日、第6限の授業などを活用し、仕事と学業を両立させながら、長期履修制度を通じて自分のペースで学びを深めていると語った。 終盤で質疑応答が行われた後、続けて博士後期課程の説明会も開催された。博士後期課程では、より高度な研究を志す学生に向けて、カリキュラムや指導体制の詳細が説明された(詳細は2026年度募集要項を参照)。 今回の説明会を通じて、OSIPPが多様な研究関心や分野、バックグラウンド、そして学びのニーズに柔軟に対応する研究科であることが改めて示された。参加者にとって、OSIPPの特色や魅力を深く理解する貴重な機会となっただろう。 (OSIPP博士後期課程 池内 里桜)
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世界銀行キャリアセミナー「世界銀行グループで働く」

世界銀行キャリアセミナー「世界銀行グループで働く」 James Davidson氏(人事総局 上級人事専門官) 比嘉竜一郎氏(人事総局 人事専門官) 2025年11月10日、大阪大学豊中キャンパス法経講義棟にて世界銀行キャリアセミナー「世界銀行グループで働く」が開催された。 人事総局の採用担当チームから、上級人事専門官であるJames Davidson氏と人事専門官である比嘉竜一郎氏が登壇し、国際協力分野でのキャリアに関心のある学生たちが熱心に耳を傾けた。セミナーの後半には質疑応答の時間が設けられ、必要な語学力やキャリアパスの具体例などについて活発なやり取りが行われた。 学生たちにとって、将来のキャリアを考える上で大変有意義な時間になったのではないだろうか。 (OSIPPライブラリー)
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10月の研究業績

OSIPP基幹講座教員の10月の研究業績をご紹介します。 ・赤井伸郎 先生  赤井伸郎 (その他の記事) 「持続可能なクルーズデスティネーションの構築に向けて」『港湾』日本港湾協会102号(2025年9月)https://www.phaj.or.jp/kouwan/ 概要:クルーズ客船を受け入れる寄港地は、持続可能なクルーズデスティネーションの構築に向けて、訪問客のカテゴリー別(カテゴリーA:アッパープレミアム、エクスペディション・ラグジュアリークラス、カテゴリーB:プレミアムクラス、カテゴリーC:カジュアルクラス)のニーズを踏まえる必要がある。各ニーズに合った寄港地プランを通じて、魅力的でリピートしたくなるコンテンツを開発することにより、寄港地の付加価値を高める努力を継続的に進めていくことが重要である。なお、オーバーツーリズム対策など、乗船客増加による地域社会への影響に対し、地域住民の理解を深め、住民が良い将来社会を思い描ける工夫も、持続的な発展のためには不可欠である。今後の日本のクルーズデスティネーションの発展に期待したい。
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9月の研究業績

OSIPP基幹講座教員の9月の研究業績をご紹介します。 ・生藤昌子 先生  ・松島法明 先生 ・宮野紗由美 先生 ・山下拓朗 先生 ・髙田陽奈子 先生 ・川窪悦章 先生 Masako Ikefuji(論文) Masako Ikefuji, Jan R. Magnus, Andrey L. Vasnev, “The role of data and priors in estimating climate sensitivity,” Journal of the Royal Statistical Society Series C: Applied Statistics, qlaf047, 12 September 2025(査読あり)https://doi.org/10.1093/jrsssc/qlaf047 Abstract: In Bayesian theory, the data together with the prior produce a posterior. We show that it is also possible to follow the opposite route, that is, to use data and posterior information (both of which are observable) to reveal the prior (which is not observable). We then apply the theory to equilibrium climate sensitivity as reported by the Intergovernmental Panel on Climate Change (IPCC) in an attempt to get some insights into the prior beliefs of the IPCC scientists. Noriaki Matsushima (論文) Qiuyu Lu, Noriaki Matsushima, Shiva Shekhar, “Welfare implications of personalized pricing in competitive platform markets: The role of network effects,” International Journal of Industrial Organization, Volume 103, Part B, 2025, 103200(査読あり)https://doi.org/10.1016/j.ijindorg.2025.103200 Abstract: This study explores the welfare impact of personalized pricing for consumers in a duopolistic two-sided market, with consumers single-homing and developers affiliating with a platform according to their outside option. Personalized pricing, which is private in nature, cannot influence expectations regarding the network sizes, inducing the platforms to offer lower participation fees for developers. Those lower fees increase network benefits for consumers, allowing the platforms to exploit these benefits through personalized pricing. Personalized prices are higher when the network value for developers is high, benefiting competing platforms at the expense of consumers. These findings offer policy insights on personalized pricing. Sayumi Miyano(論文) Kim, In Song, Steven Liao, and Sayumi Miyano (2025) “How FDI reshapes host markets’ trade profile and politics.” American Journal of Political Science. Published online: 12 September 2025. (査読あり)https://doi.org/10.1111/ajps.70010 Abstract: A fast-growing literature indicates that firms’ engagement in foreign direct investment (FDI) and trade is key to understanding deepening global value chains and their political implications. However, existing studies have mainly focused on the ramifications for FDI home countries while often overlooking the firm-product level interactions between FDI and trade, where their interdependencies manifest. This study examines how firms’ FDI reshapes host countries’ trade profiles at this level, empowering new political coalitions for trade liberalization. Analyzing greenfield FDI projects globally since 2003, we find that hosts experienced an average increase of over 45 export products in the following year. To overcome the challenges of connecting firms to products, we link FDI data with Vietnamese customs records. We find that Vietnamese export (import) volumes of FDI-related products increased by 90% (30%) within 4 years of initial investments. Importantly, these products also benefited from more substantial tariff cuts in bilateral Free Trade Agreements. Takuro Yamashita (論文) Yusuke Yamaguchi, Takuro Yamashita (2025) “Robust predictions and hard information in the market for lemons,” Economics Letters, Volume 256, October 2025(査読あり)https://doi.org/10.1016/j.econlet.2025.112568 Abstract: The literature on informationally robust predictions has focused mostly on soft information. In a stylized adverse selection model, we show that hard information enables trade, even when the unique equilibrium outcome without it is no-trade. Takuro Yamashita (論文) Takeshi Murooka, Takuro Yamashita (2025) “Optimal Trade Mechanisms with Adverse Selection and Inferential Naivety,” American Economic Journal: Microeconomics, (査読あり)Forthcominghttps://www.aeaweb.org/articles?id=10.1257/mic.20230019&&from=f Abstract: We study an adverse selection environment in which a buyer’s inferential ability is heterogeneous: A rational type correctly infers the value of the good from a seller’s offer, whereas a naive type is inattentive to the correlation between the seller’s private information and the offer. We characterize the optimal menu mechanism that maximizes the seller’s profits or trade surplus. Notably, no matter how severe the adverse selection is, all types of buyers trade. We then provide conditions under which the menu mechanism is optimal among all general mechanisms. A consumer-protection policy that limits the naive buyer’s loss is also investigated. 髙田陽奈子 (著書) 「国内人権機関」pp.13-14、小坂田裕子他編『アクティブラーニング国際人権法』(法律文化社、2025年)https://www.hou-bun.com/cgi-bin/search/detail.cgi?c=ISBN978-4-589-04434-1 概要:本書は、学部生や大学院生を主な対象とした国際人権法の教科書である。この教科書における「国内人権機関」の項目を執筆し、パリ原則や国内人権機関グローバル連盟などの国内人権機関にかかわる基本事項について説明し、国連の人権条約機関の関連する実践や、日本における国内人権機関の設置に関する動向について解説した。 Takafumi Kawakubo (Discussion Paper) Takafumi Kawakubo, Takafumi Suzuki “Spillovers through Supply Chains: How large plant openings affect local supplier firms”, RIETI Discussion Paper Series 25-E-083, September 2025https://www.rieti.go.jp/jp/publications/nts/25e083.html Abstract: This study examines how becoming a supplier to a newly established large-scale plant influences the performance of incumbent small plants. Exploiting detailed plant-level data, records of new large plant openings, and supply chain information, we construct a quasi-experimental setting based on the spatial distribution of new entrants. Our event-study estimates show that while local supplier plants benefit significantly—both statistically and economically—from large-scale plants, non-supplier plants in the same region face negative impacts, likely due to intensified competition spurred by the newly-contracted suppliers. The results underscore that such entries create “winners and losers” not only across different regions but also within the same locality. From a policy perspective, these insights highlight the importance of facilitating effective partnerships between large-scale entrants and local suppliers, as well as offering support to disadvantaged non-supplier firms. Overall, our findings illuminate the nuanced local economic consequences of large-scale plant entries and offer guidance for future industrial and regional policies.
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【海外調査報告】山本葉月さん(OSIPP博士前期課程)

【海外調査報告】山本葉月さん(OSIPP博士前期課程) 私は、2024年1月にOSIPP 海外インターンシップ・海外調査奨学金を利用して、シエラレオネでの10日間の定性研究の研修に参加しました。このプログラムは、私の留学先だったオランダのグローニンゲン大学とシエラレオネのマケニ大学との共同プログラムで、それぞれの大学から教員と学生が参加していました。 プログラムの内容このプログラムは、フィールドリサーチの実践と倫理(Field Research Practice and Ethics)という科目名で、定性的研究やエスノグラフィーなどを中心とした研究方法を学び、学んだことを生かして実際に現地政府やNGO、コミュニティを訪問する小規模な演習プロジェクトを行うというものでした。プログラムは、座学とフィールドワークにわかれていました。最後の演習プロジェクトでは、グループで学生自身の興味に基づいたリサーチクエスチョンを立て、フィールドワークを行いました。私のグループでは、大学に進学するうえで障壁となっているものは何かを調査し、3つの大学を訪れ様々な学生にインタビューをしました。他にも、地元のコミュニティを訪れ村長や若者のリーダー(村ではYoung Leaderと呼ばれていました)に話を聞いたり、地域の自治体で開発協力の担当者にインタビューをしたりしました。 プログラムから学んだことコースを通して、特に2つのことが印象に残りました。1つ目は、ポジショナリティ(立場性)の重要性です。他者が自分自身をどう見ているかと、私自身が自分をどう認識しているかは大きく異なり、それが研究に影響をもたらすことを学びました。例えば、シエラレオネでは中国による開発支援が活発に行われており、私が訪れた地域には中国人以外のアジア人はほとんど見られなかったため、出会った人の多くは私を中国人だと思っていました。一方で、街を歩いていると、Krio語(現地で広く話されている言語)で「白人」を意味する「Opoto」と呼ばれることも多く、自分で白人だと思ったことはなかったので驚くこともありました。白人や中国人、また研究者であるという立場は、訪れた地域では、富や権力を持っているというイメージと結びつきやすく、研究者に都合の良い話をすることで報酬をもらおうとしたり、情報が漏れることを恐れ実際とは異なる話をしたりする可能性があります。事前にフラットな関係構築や情報が保護されるという丁寧な説明が重要であるということを改めて学びました。 特にフィールドワークでは、ポジショナリティが想像以上に大きな影響を持つことを実感しました。大学生へのインタビューでは、私が質問しているのに、インタビュイーがシエラレオネ出身のグループメンバーの方に視線を向け、彼に答えを返していました。理由は分かりませんが、彼の方が話しやすい、あるいは権威を持っていると感じたのかもしれません。もし外国人である私がいなければ、例えば、より本心に近い回答をした可能性もあります。このようにポジショナリティの重要性について身をもって体験することができました。2つ目は、人々からどのようにデータが生まれているかということです。私は、これまで統計データを研究でよく使ってきましたが、それらの数値の背景に何があるのかを考えるきっかけになりました。例えば、インタビューで「キャリアの目標はありますか」という質問に対しインタビューをした12人全員が「はい」と答えましたが、その後1人が「キャリアって何ですか?」と聞いてきました。このやり取りは、統計データには表れない重要な情報でした。また、インタビュー中の状況を詳細に記録することの重要性も学びました。誰が呼びかけたか、座る位置、声の大きさ、言語の切り替え(英語からKrioへの切り替えなど)、表情、順番など、すべてがデータになると学びました。 最後にこのプログラムに参加しようと思ったきっかけは、私の主な研究の関心が内戦や平和構築で、シエラレオネは2002年に紛争が終結した国であり、近年で紛争を体験した国を実際に訪れてみたいと考えたことでした。やはり貧困を目の当たりにすることや、自分自身の当たり前の生活と比較して不便さを感じることもありましたが、意外とどこも活気に溢れていたり、のんびりマンゴーを食べながら大学の掃除をしてくれるおじさんと豊かな時間を過ごしたりもしました。頭の中でイメージするだけでなく、実際に訪れてみることの重要性や自分自身の価値観でものごとを判断することの危うさを身にしみて感じることができ、貴重な体験となりました。またプログラムを通して、何気なく読んでいた論文の背景に、誰がいるのか、どのように研究が行われたのかをより想像できるようになり、自分自身の研究の観点が広がったり、修士論文のヒントを得たりすることができました。
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2025年度 OSIPP(9月期)学位記授与式

おめでとうございます!! 2025年9月25日、OSIPP棟2階講義シアターにて令和7年度(9月期)学位記授与式が開催され、博士前期課程2人、博士後期課程3人の計5人が本研究科を修了した。まずは、熊ノ郷 淳総長からのビデオメッセージが上映され、その後、大槻恒裕研究科長からOSIPP修了生に学位記が授与された。 修了生のみなさん、おめでとうございます!皆様の更なる飛躍と今後のご活躍をお祈り致します。 (OSIPPライブラリー)
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【ポスター報告】吉良光冬さん(OSIPP博士後期課程)

OSIPP在学生紹介 OSIPP博士後期課程2年次の吉良光冬さんが、2025年9月13日に弘前大学で開催された 日本経済学会 2025年度秋季大会 においてポスター報告を行いました。(写真:ポスター報告時の吉良さん) <報告論文>Title: “The effect of quota for persons with disabilities”Author: Mifuyu KiraAbstract: Promoting employment opportunities for persons with disabilities is an essential policy for social inclusion. Exploiting discontinuous increases in quotas based on firm size, this paper examines the effect of the disability employment quota-based regulation system. The results show that quotas increase the number of workers with disabilities. Each additional worker in the quota requirement increases 0.7 additional persons with disabilities employed. Furthermore, even in areas with low job opening rates, quotas promote disability employment. These findings contribute to discussions about policy directions for advancing disability employment in the future.
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【ポスター報告】左 晅子さん(OSIPP博士後期課程)

OSIPP博士後期課程3年次の左 晅子さんが、2025年9月13日に弘前大学で開催された日本経済学会 2025年度秋季大会においてポスター報告を行いました。(写真:ポスター報告時の左さん) <報告論文>Title: “Do the good intentions backfire: The effect of access to legal services on divorce and suicide”Author: 左 晅子さん、 Qirui XiaoさんAbstract: This study exams whether better access to legal services is associated with family dissolution and health. Using panel data for 1,741 Japanese municipalities in 2009, 2014, 2016, and 2021, access is proxied by geodesic distance from each municipal centroid to the nearest municipality with a law office. Fixed-effects estimates show that closer access is associated with higher divorce rates. No significant association is found for suicide. Closer access predicts lower all-cause mortality, with reductions in heart-disease deaths for men and cerebrovascular deaths for women, suggesting legal access may ease marital exits yet mitigate health risks.
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【ビジティング体験談】池内 里桜さん(OSIPP博士後期課程)

【ビジティング体験談】池内 里桜さん(OSIPP博士後期課程) わたしは2024年8月から1年間、アメリカのプリンストン大学にビジティング(研究滞在)を行いました。本記事では、渡米までのプロセスや滞在先での経験を紹介します。 きっかけわたしの主な研究関心は、アメリカにおける人種・エスニシティの不平等や集団間関係であるため、大学院生のあいだに何かしらのかたちでアメリカの大学に留学したいと考えていました。しかし、博士前期課程の段階では海外大学院への進学を決められなかったため、先生方と相談のうえ、博士後期課程の早い段階で1年間のビジティングを行うことにしました。学振特別研究員への応募を考えていたころにその「ドリームプラン」を立てたのですが、DC1の内定が決まり経済的な問題をクリアしたことで、博士前期課程修了前から早速準備を始めました。 準備滞在先の選定にあたっては、指導教員の鎌田拓馬先生に複数の候補校や研究者を挙げていただき、連絡を取っていただきました。先生のお知り合いで受け入れが決まらなければ、研究領域の近い研究者に直接アプローチする予定でしたが、幸い最初に打診した大学で受け入れていただけました。 受け入れ許可のやり取りが済んだ後、正式に履歴書・推薦書・成績証明書などを提出して出願手続きを行い、5月ごろに大学からビジティング・スチューデントのポジションをいただきました。ビジティングはPhD進学とは異なり、学力テストや英語試験のスコアは求められませんでしたが、もし必要になった場合に備え、博士前期課程の秋にTOEFLを受験していました。また、受け入れが決まった時期には、追加の経済的支援を得るため、日本学術振興会の「海外挑戦プログラム」(現在は募集終了)に応募しました(応募には英語試験のスコア記入欄がありました)。当時は円安がかなり進んでいたため、為替レートの動向やプログラムの採否を毎日気にしながら、ビザ申請やワクチン接種などの渡米準備を進めたことを覚えています。短期の研究滞在は交換留学や学位取得目的の留学とは異なり、明確なルートがないのでケースバイケースになると思います。まずは指導教員に相談するのがよいと思います。ここで紹介したのも1つの体験談にすぎず、受け入れ先やプログラムによって事情は異なります。なお、現在制度は終了していますが、「学振 海外挑戦プログラム」とインターネットで検索すると、3か月から1年程度の研究滞在を経験した日本人大学院生のブログ等が見つかるので参考になるかもしれません。 滞在中の研究滞在先のOffice of Population Research(OPR)には、社会学・経済学・人口学の分野で実証研究を行う教員が所属しており、学生のバックグラウンドも多様でした。OSIPPに似た学際的な環境で、わたしにとっては心地よかったです。 学期中(9〜12月、2〜5月)は授業やセミナーに参加しながら、自分の研究を進めました。OPRには計量的に厳密な実証分析を行う研究者が多く、「都市不平等と公共政策」など理論と実証の両方に重きを置く授業や、「社会科学のための機械学習」などの手法を学ぶ授業を履修しました。授業のインストラクターやセミナースピーカーは、これまで論文で名前を見ていたアメリカの著名な研究者が多く、非常に刺激的でした。 研究にフィードバックが必要なときは、OPRや経済学研究科の研究者やセミナースピーカー、さらにはOPR卒業生にアポイントを取り、時間をいただくようにしました。ビジティング・スチューデントは正規の学生と違い立場が曖昧になりがちなので、できるだけ情報を集め、コミュニティに積極的に関わるように心がけました。学期以外の期間はキャンパスが日本の大学の長期休暇よりもさらに静かになるため、これまでの研究に集中しつつ、新しいトピックの勉強を進める時間にあてました。 滞在中の生活プリンストンはニューヨークから電車で約1時間半の距離にある、自然豊かな小さな街で、キャンパスには歴史的で美しい建物が並んでいます。滞在中は学内の大学院生寮に住み、友人と食堂でほぼ毎食一緒に食べたり、夜に集まって課題や作業をした後にカードゲームやボードゲームを楽しんだりしたのが良い思い出です。 また、これまでの短期渡米では大都市にしか滞在したことがありませんでしたが、今回は現地の友人の案内で、富裕層が多い郊外地域、移民が多く住む地域、南部の都市など、多様なアメリカ社会の姿を実際に見ることができました。わたしはアメリカの地理的特性を活用したデータ分析をよく行うので、数値の背後にある社会的実態を具体的にイメージする助けになりました。 さらに、ニューヨークでは学部生のときに書いた論文の着想源であったミュージカル「ハミルトン」[1]を初めて生で観ることができ、感無量でした。 おわりに 準備から滞在まで、全て自分で動かなければ何も始まらない状況でした。研究と並行して新しいコミュニティに身を置くのは大変なことも多かったですが、その分、自分自身を知る機会にもなったと思います。この経験で得たアイデアやネットワークを生かし、今後も研究に励んでいきます。 [1]「ハミルトン」はアフリカ系アメリカ人の俳優がアメリカの建国の父の役を演じるミュージカルで、そのようなショーが有名な演劇賞を取り人種の多様性が顕著になったときに、アフリカ系アメリカ人の不利な社会的地位を引き起こす原因についての考えが変わるかを、世論調査のデータを使い分析しました。
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8月の研究業績

OSIPP基幹講座教員の8月の研究業績をご紹介します。 ・赤井伸郎 先生 ・丸山士行 先生 ・中嶋啓雄 先生 ・前川和歌子 先生  Nobuo Akai (論文) Naruki Notsu, Haruaki Hirota, Nobuo Akai(2025) “Inter-municipal cooperation and tax enforcement capabilities”, Regional Science and Urban Economics, Volume 114, September 2025 (査読あり)https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0166046225000547 Abstract: This study examines the effects of enhancing administrative tax enforcement on the tax gap, focusing on inter-municipal cooperation (IMC). IMC involves collaborative tax collection efforts among multiple municipalities and promotes the aggregation of tax collection resources and expertise, improving tax enforcement. Using the time variation in IMC creation across municipalities, we show that IMC substantially reduces the tax gap by reinforcing tax enforcement in local governments. Our findings suggest that enhanced administrative capability in tax enforcement can be an effective tool against noncompliance in ways other than facilitating voluntary compliance. Shiko Maruyama (論文) McGinn, Eamon, Shiko Maruyama (2025) “Why Waste Your Vote? Informal Voting in Compulsory Elections in Australia”, Economic Record, First Published 18 June 2025 (査読あり)https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/1475-4932.12877 Abstract: In Australia, where voting is compulsory, around 5 per cent of votes are informal, not counting toward the outcome. Between 2004 and 2016, 32 percent of electorates reported more informal votes than votes in the margin between the winner and runner-up. Using exogenous changes in electorate boundaries, we test two hypotheses from the literature. We find the pivotal voter theory unsupported, except that better-educated voters respond to the margin more strategically. However, we do find that more candidates cause more informal votes. This choice-overload effect is observed regardless of voters’ education, indicating the role of time and effort cost rather than cognitive difficulty. 中嶋啓雄 (論文) 「第二次トランプ政権の西半球政策――パナマ運河再獲得、カナダ併合、グリーンランド領有をめぐって」『海外事情』73巻4号(2025年7・8月)、18~31頁https://www.takushoku-kaiken.net/journal/index.html 概要:第二次トランプ政権の西半球政策、具体的にはパナマ運河再獲得、カナダ併合、グリーンランド領有の主張に関して、それぞれの問題の歴史的経緯や文化的背景を踏まえ、その是非を論じた。 Wakako Maekawa(著書) Chapter Title:Renewable Energy, Development, and Peace: Does Renewable Energy Have Pacifying Effects on Civil Wars?, Green Energy Investments and Economic Development, Edited by Ramesh Chandra Das, Published July 24, 2025 by Palgrave Macmillanhttps://link.springer.com/chapter/10.1007/978-981-96-6166-4_11 Abstract: Many countries have begun investing in green energy as an intervention to enable sustainable development and adapt to climate change. This shift, including donor-led intervention, is also occurring in conflict-prone regions, prompting the following question: does renewable energy have pacifying effects on civil war? This study investigates the effect of renewable energy on civil war occurrence by unpacking its direct and indirect mechanisms. It argues that renewable energy does not necessarily reduce civil wars directly because, despite wider accessibility to profits compared to traditional resources, which reduces individual motivation to fight for earning purposes, the availability of profits enhances the feasibility of rebellion by securing funds. Accessibility to electricity also enhances the feasibility of rebellion by enabling potential insurgents to overcome operational challenges at nighttime when insurgents normally come out. It facilitates gathering and loading weapons in places such as mountainous terrain where traditionally electricity access had been weak. Instead of direct mechanism, renewable energy indirectly reduces civil wars by boosting economic development and democratization. Using renewable energy data for 160 countries from 1991 to 2016, the empirical analysis showed that renewable energy decreases the number of active rebel groups and civil wars. However, a mediation analysis revealed that this effect occurs through the indirect mechanism of economic development but not through democratization. These findings imply that green energy investment that is compatible with economic development is crucial for peace. 赤井伸郎 (その他の記事) 「インバウンド増加と地域政策」『十字路』日本経済新聞(2025年8月14日付夕刊)https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF0489B0U5A800C2000000/ 概要:インバウンド(訪日外国人)客が1月から6月までの半年で累計2000万人を突破し過去最速で増え続けている。インバウンドの増加が持続的に地域経済に貢献していくためには、地産地消の視点で、インバウンドの滞在がもたらす消費効果を確実に地域の雇用創出や所得向 上につなげる仕組みづくりが必要である。地元住民が普通だと思う地域文化、景観、歴史に強い関心を持つ外国人も多い。経済効果を生み出せるポテンシャルは 全国に備わる。環境やインフラにかかる負荷、地域物価も含めた経済の変化への対策も不可欠である。異文化との共生に住民が良い将来を思い描けるかどうかも鍵となる。
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【ダブル・ディグリー・プログラム】 山本葉月さん(OSIPP博士前期課程)

山本葉月さん(OSIPP博士前期課程)-ダブル・ディグリー・プログラム受講生- ダブル・ディグリー・プログラムでグローニンゲン大学(オランダ)に留学していた山本葉月さんの留学体験記を紹介します。(写真:誕生日パーティーの様子。上段右から二人目が山本さん。) はじめに 私は、2024年9月からダブル・ディグリー・プログラムの一環として、オランダのグローニンゲン大学に1年間留学しました。読んでくださっている方が、このプログラムで何を得る事ができるのか興味を持つきっかけになり、意思決定をするための役に立てれば幸いです。 なぜOSIPPで留学をするのか まず、留学をしたいと思った1番の理由は、異文化の中で暮らしてみたかったからです。OSIPPには留学生も多く、また英語開講の授業も多いため、語学の勉強や異文化交流の経験をするために必ずしも留学する必要はないと思います。しかし、遠い外国に一人で暮らすといった経験は、実際にやってみないと想像の域を出ないなと常々思っていました。とはいえ大学院での学びはおろそかにしたくない、といった思いもありました。その点で、留学先のコースはResearch master(参考: https://www.rug.nl/masters/international-relations-research/?lang=en#!requirements)というコースで、研究者の育成に重きを置いており、PhDを目指す学生も多く、少人数でレベルの高い授業を受けられるといったものでした。このプログラムなら、異文化の中で生活をしてみることと、大学院で学びを深めることの両立ができると考え、留学を決めました。結果、多角的な視点で知識を広げながら、異文化の中で暮らす経験や新しい出会いを重ね、人生を豊かにし、人として成長することができたと思います。 オランダの生活 オランダ留学と聞くと、言語の心配をする方も居るかもしれません。結論としては、オランダ語を話せることは必須ではありません。オランダ人は1番ネイティブに近い非ネイティブと言われるくらい、誰もがとても流暢に英語を話すので、結局オランダ語は自己紹介レベルまでしか上達しませんでした。ただ、それでも問題ないくらい様々な国から人々が集まる国でした。例えば私はシェアハウスをしていたのですが(オランダは全国的に住宅不足かつ大学には寮がないため、自分で部屋を探す必要があり、何十件もメールを送ったりビデオコールをしたりたまに詐欺に遭いそうになったりと、住む場所を見つけるという最初のステップがめちゃくちゃ大変でした…)、イギリス人、マレーシア人、ナイジェリア人と一緒に住んでいました。クラスメイトはもちろん、こういった生活の中でも様々なバックグラウンドの人々と出会うことができます。  また、ヨーロッパと言えば、雨ばかりというイメージがありますが、全くもってその通りです。冬は大変寒く、それに加え16時には真っ暗になります。逆に夏は、22時頃まで明るく、曜日など関係無く15時頃から河川敷で乾杯するような陽気さでした。 大学以外の場では、友だちの家でパーティーをしたりピクニックをしたり、行きつけのバーでよく飲んだりしていました。「楽しむこと」が得意な友だちにいつも感動していました。特にイベントへかける熱量は並外れており、クリスマスやオランダ国王の誕生日を祝うKing’s Dayなどは全力で楽しみ、一方ではメリハリをつけて勉強に励むといった生活は、とても楽しく充実していました。 グローニンゲン大学での学び 学術的な観点で言えば、OSIPPとグローニンゲン大学のコースでは、同じInternational Relations(以下、IR)といってもその方法論や重きを置いている価値観が違うため、かなり違った角度で学びを深めることができました。OSIPPでは、私の場合は特にですが、実証研究を重要視しているのに対し、グローニンゲン大学では例えば人類学などの多様なバックグラウンドのもと、哲学的な議論や理論を重視した授業が多い印象でした。例えば、「IRにおける理論とは何か?」「そもそもこの理論はどのような方法論、社会の見方に基づいているか?」などについて、様々な論文をもとに議論しました。クラスメイトも、出身がバラバラなだけでなく、それぞれの興味も「きのこの生態をIRの研究にどう反映できるか」や「IRにおける存在論と仏教の関係性」など様々でした。そういった仲間と出会えたことも、留学の醍醐味になると思います。ちなみに授業はほぼ全てディスカッションがメインのため、論文を読んでいくことが前提でその上で自分の意見を発言しなければならず、とても苦労しました。ときには、月に100本以上論文を読むこともあり、毎日友だちと必死に論文を読んでいたのもよい思い出です。 また先生との距離がとても近いことにも驚きました。例えば、ある授業の先生は毎週授業の終わりに「続きの議論はバーでやりましょう」と言って一緒にお酒を飲みながら議論の続きをしたり、ある先生は期末期間になると毎回クッキーを焼いてきてくれたりと、とてもフラットな関係で、新鮮すぎて最後まで慣れることはできませんでした(笑)。 授業以外にも、シエラレオネのマケニ大学と共同で実施された定性研究の方法論のプログラムにも参加しました。OSIPPの海外インターンシップ助成金を活用し、実際にシエラレオネの村や自治体を訪れ、インタビューをさせてもらうなどとても有意義な経験を得る事ができました。この経験については詳しくは別の記事で書く予定なので、ぜひご覧頂けますと幸いです。 最後に 留学をひとことでまとめると、本当に人に恵まれた1年間だったなと思います。留学前は家探しや書類の提出などに追われ、オランダについたものの初めの1~2ヶ月ほどはなかなか慣れることもできず帰りたいと毎日思っていましたが、最後にはまた戻ってきたいと思うほど素敵な友だちや思い出をつくることができました。大学院で留学することは、授業や研究も大変で、かつ就職活動なども重なり簡単なことではありませんが、その分濃い毎日を過ごすことができると思います。ダブル・ディグリー・プログラムに興味がある方はぜひ検討してみてください!
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OSIPPピザパーティー開催

OSIPPピザパーティー開催 2025年8月1日、OSIPP棟6階会議室にて、国際交流委員会と院生会の共催でピザパーティーが開催された。当日は学生と教員合わせて45名が参加し、賑わいを見せた。会場には多国籍で、さまざまなバックグラウンドを持つ人が集まり、国際色豊かな雰囲気となった。 パーティーでは研究の話題から日常のちょっとした雑談まで、教員と学生が垣根を越えて交流しており、笑い声が絶えず終始和やかな時間が流れた。期末テストの合間のリフレッシュにもぴったりのイベントとなった。 (OSIPP博士前期課程 WANG Hsin Ni)
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7月の研究業績

OSIPP基幹講座教員の7月の研究業績をご紹介します。 ・赤井伸郎 先生・松林哲也 先生・松島法明 先生 Nobuo Akai(論文) Nobuo Akai, Takahiro Watanabe(2025) “Endogenous timing of decentralized leadership with heterogeneous spillovers”, Economics of Governance, Published: 26 June 2025 (査読あり)https://link.springer.com/article/10.1007/s10101-025-00326-2 Abstract: This paper considers the decentralized leadership model of local government with heterogeneous spillovers. In this model, as in the traditional decentralized leadership model, central government determines interregional transfer policies ex post, but the timing of policymakings of local governments can be chosen, sequential or simultaneous. We aim to investigate the types of timing games that can plausibly emerge as a consequence of rational decision-making by local governments that maximizes regional welfare. In most cases of spillovers, we find that the simultaneous move game is realized because local governments choose to be a leader in timing selection, and social welfare of the simultaneous move game is higher than that of the sequential move game. This implies that the realized simultaneous move game is superior in terms of social welfare. 松林哲也(その他の記事) 「投票率アップ、世界の取り組みは? カギは「コストとベネフィット」」『今さら聞けない世界』朝日新聞(2025年7月15日11:00オンライン)「投票率アップ、取り組みの功罪は?」『今さら聞けない世界』朝日新聞(2025年7月20日朝刊)https://www.asahi.com/articles/AST797V14T79UHBI027M.html Noriaki Matsushima(Discussion Paper) Qiuyu Lu, Noriaki Matsushima, Shiva Shekhar “Welfare implications of personalized pricing in competitive platform markets: The role of network effects”, OSIPP Discussion Paper: DP-2025-E-003, July 1, 2025https://hdl.handle.net/11094/102073 Abstract: This study explores the welfare impact of personalized pricing for consumers in a duopolistic two-sided market, with consumers single-homing and developers affiliating with a platform according to their outside option. Personalized pricing, which is private in nature, cannot influence expectations regarding the network sizes, inducing the platforms to offer lower participation fees for developers. Those lower fees increase network benefits for consumers, allowing the platforms to exploit these benefits through personalized pricing. Personalized prices are higher when the network value for developers is high, benefiting competing platforms at the expense of consumers. These findings offer policy insights on personalized pricing.
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野津成希さん(博士後期課程)が日本地方財政学会佐藤賞を受賞

野津成希さん(博士後期課程)が日本地方財政学会佐藤賞を受賞 OSIPP博士後期課程の野津成希さんが、日本地方財政学会「第二十五回(2025)佐藤賞」を受賞しました。「論文の部」受賞者:野津成希 氏受賞論文:Inter-municipal cooperation cloud and tax administrative costs“Regional Science and Urban Economics”2024 詳細は、下記URLからご覧ください。https://www.gakkai.ne.jp/jilf/award/
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薮中三十二特任教授 OPEN教室 「日本の針路を考える–分断された世界、トランプ大統領で大揺れの世界で–」

2025年7月7日、OSIPP棟講義シアターにおいて、元外務省事務次官の薮中三十二特任教授によるOPENクラス「日本の針路を考える–分断された世界、トランプ大統領で大揺れの世界で–」が開催された。講義は英語で行われ、多様な国籍の参加者が集まった。 はじめに、薮中先生は過去の80年間の世界の大きな変化に触れ、特に戦後の国際秩序はアメリカ主導で再構築されてきたと述べた。そのうえで、トランプ政権の「アメリカ・ファースト」政策がこの秩序にどのような変化をもたらしたのか、またそれをどのように評価すべきかについて問題提起を行った。特に、日本にとって、アメリカの対外政策の転換をいかに理解し、いかなる対応を取るべきかという点について、参加者に思考を促した。 続いて、法の支配、自由貿易体制、アメリカの国際的関与、そして対中関係について、それぞれの現状を分析し問題を論じた。まず、国際社会における法の支配については、ウクライナ侵攻や中東での武力行使に対する安保理の機能不全と国際社会のダブルスタンダードにより、大きく揺らいでいると述べた。 自由貿易体制に関しては、1929年の世界恐慌から1994年のWTO創設までの歴史を踏まえつつ、トランプ政権の一方的な関税措置をWTOルールに反した新たな挑戦と位置付けた。また、アメリカの国際的関与については、トランプ政権下では民主主義の原則がもはや中心的価値とみなされなくなり、それによってG7サミットも本来の目的を失いつつあると述べた。 対中関係については、中国の軍事および経済面における台頭や、台湾有事問題に言及した。米中関係については、トランプ政権が関税をめぐって中国に強硬な姿勢を示す一方で、他の分野では必ずしも同様の態度をとっているわけではないと指摘した。 これらの問題を踏まえ、薮中先生は日本の針路として次の3点を提示した。第一に、日米同盟を強化し、とりわけ、核兵器を含むアメリカの戦力による抑止力を同盟国の防衛に適用する体制−いわゆる「拡大抑止(extended deterrence)」−の実効性を高めること。第二に、日本の防衛力を強化すること。防衛関連予算を巡る議論を単にアメリカの意向に沿うのではなく、「日本のため」という視点で考えるべきだとし、日米安保は日本のみならずアメリカの東アジア戦略の一部でもあることから、交渉を通じた対応の必要性を指摘した。そして第三に、アジアの平和に向けた外交努力を強化し、ASEAN+3、RCEP、TPPなどの地域協力を積極的に推進することが重要だと述べた。 既存の国際秩序が揺さぶられる一方、新たな国際秩序もまだ確立されていない現在、私たちはいかにして目の前の諸問題を捉えるべきだろうか。外交実務の経験を持つ薮中先生の講演を通じて、筆者は国際関係と法の支配との摩擦を実感すると同時に、紛争処理において平和的解決を模索しつつも国際法の規範を堅守しようとする姿勢に触れることができた。今回の講演は日本の外交方針を扱うものであったが、薮中先生の伝えたメッセージは、国籍を問わず多くの人にとって意義のあるものだったのではないだろうか。 (OSIPP博士前期課程 WANG Hsin Ni)
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6月の研究業績

OSIPP基幹講座教員の6月の研究業績をご紹介します。 ・丸山士行 先生 ・宮野紗由美 先生 ・川窪悦章 先生 ・大久保邦彦 先生 ・瀧井克也 先生 Shiko Maruyama (論文) Fujimoto, Ayame, Rong Fu, Haruko Noguchi, Shiko Maruyama, Sayaka Nakamura (2025) “Breaking Brand: An Observational Study on Pharmacy-Hospital-Patient Relationships and Generic Drug Utilisation in Japan,” BMJ Open, 15(5). May, 2025(査読あり)https://bmjopen.bmj.com/content/15/5/e093601 Abstract: ウェブリンクでご確認ください Shiko Maruyama (論文) Bai, Yuting, Shiko Maruyama, Si Wang (2025) “Nonlinear Relationship between the Number of Children and Late-Life Cognition,” China Economic Review, 91. June 2025,(査読あり)https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1043951X25000756 Abstract: Late-life cognition is a growing concern as populations age. This study investigates how the number of children affects late-life cognition in rural China by exploiting the exogenous variation in the rollout timing of Family Planning Policies. Theoretical analysis suggests a nonlinear effect along the fertility dimension. Using data from the China Health and Retirement Longitudinal Study, we find nonlinear causal effects of fertility. Having one more child when the mother has 4+ children leads to adverse effects on a range of late-life cognition measures, while positive effects exist for episodic memory and mental intactness at low parities, implying hump-shaped effect heterogeneity. Underlying this hump-shaped causal relationship is increased interaction with children but a greater risk of chronic conditions. Shiko Maruyama (論文) Maruyama, Shiko, Sayaka Nakamura (2025) “Wholesome Lunch to the Whole Classroom: Short- and Longer-Term Effects on Early Teenagers’ Weight,” Health Economics, 34(7), 1255-1273. July 2025(査読あり)https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/hec.4959 Abstract: Previous studies on the effect of school lunch programs on child obesity have been hampered by effect heterogeneity, self-selection, and stigma-induced under-reporting, having produced mixed findings. Its potential long-lasting effect has also been debated. We study the body-weight effect of a Japanese school lunch program, which provides nutritional lunch to all students at participating municipal junior highs. The lack of means testing and individual participation choice offers causal estimates of actual participation for a diverse and representative group of children. By exploiting almost universal school lunch coverage for elementary school children nationwide, we construct a difference-in-differences (DID) framework. Using the 1975–1994 National Nutrition Survey, a nationally representative household survey with measured height and weight, we find a regressive benefit of school lunch: while no statistically significant effect is found for the full sample, we find significant obesity-reducing effects for the subsamples of children with low socioeconomic backgrounds. This obesity-reducing effect remains at least a few years after graduation, implying effect through not only nutritional contents but also guiding healthy eating behavior. We find little evidence that school lunch reduces underweight. Propensity score weighting, the DID analysis for percentiles, and various falsification tests confirm the robustness of our estimates. Sayumi Miyano (論文) Li, Jialu and Sayumi Miyano (2025) “Mutual Gains or Exclusive Contests?: The Strategic Calculus of Japanese Firms on China’s CPTPP Bid”, Law & Geoeconomics, Published online: 28 May 2025(査読あり)https://doi.org/10.1163/29505720-bja00001 Abstract: Firms today must assess the impact of new trade policies within a complex global business landscape shaped by expanding global value chains and geopolitical risks. How do they respond to new trade policies under discussion? We argue that firms take informational cues from other firms in the same industry and along their supply chains. We test this through a survey experiment with Japanese firm managers, examining their reactions to China’s potential entry into the Comprehensive and Progressive Agreement for the Trans-Pacific Partnership. Our findings show that positive views from large co-industry firms and supply chain partners lead to negative assessments by managers, not only among small firms but also among large exporting firms, driven by fears of rising domestic competition. Concerns also extend to the broader national economic impact. The study contributes to our understanding of the micro-foundations of trade politics, highlighting firm heterogeneity in their response to multifaceted trade policies. 川窪悦章 (論文) 「統計から見る経済安全保障」統計 第76巻第5号(2025年5月号)https://jstat.stores.jp/items/6811a19e544a4b2b58b57692 概要:経済安全保障の問題に関して、マクロレベルのさまざまな統計を紹介するとともに、サプライチェーンの脆弱性に関する最新のミクロ実証研究をまとめている。 大久保邦彦 (判例批評) 「旧優生保護法の優生規定の違憲性と国賠請求の期間制限」民商法雑誌、第161巻第2号(2025年6月号)https://www.yuhikaku.co.jp/static/minshoho.html 概要:「障害者に不妊手術を強制する旧優生保護法の各規定の内容は、日本国憲法13条及び14条1項により保障されている権利を違法に侵害するものであることが明白であったというべきであるから、同規定に係る国会議員の立法行為は、国家賠償法1条1項の適用上、違法であり、これに基づく損害賠償請求権の行使に対し国が除斥期間の主張をすることは、信義則に反し、権利の濫用として許されない。」(TKCの要旨)とした最高裁判決(最大判令和6・7・3民集78巻3号382頁)の判例批評 Katsuya Takii (Discussion Paper) Tomoharu Mori and Katsuya Takii “The Effect of Coarse Score Labels on College Application Decisions” OSIPP Discussion Paper, DP-2025-E-002, June 6, 2025https://hdl.handle.net/11094/101440 Abstract: This study examines whether people are inattentive to once-in-a-lifetime events. Using data from Japanese entrance examinations, we show that, even in situations where there appears to be little difference in the actual admissions probability, students change their school of choice simply because the coarse label describing admissions probability has changed. To understand the mechanism behind this result, we model students’ application decisions by incorporating inattention. The results suggest that, in once-in-a-lifetime situations, students do observe information more carefully than usual, but they still cannot be completely attentive. We also find that people with better information processing skills and who are accustomed to processing more information daily pay greater attention to information.
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【新刊:中嶋啓雄教授】A・G・ホプキンズ著 ; 菅英輝、森丈夫、中嶋啓雄、上英明訳『アメリカ帝国 : グローバル・ヒストリー』上・下

OSIPPライブラリーでは、教員の研究業績を収集した「スタッフコーナー」を設置しています。このたび、スタッフコーナーへ受入した中嶋先生の新刊をご紹介いたします。 中嶋啓雄先生 A・G・ホプキンズ著 ; 菅英輝、森丈夫、中嶋啓雄、上英明訳『アメリカ帝国 : グローバル・ヒストリー』上・下(ミネルヴァ書房、2025年) ⇒ 大阪大学所蔵検索 書誌詳細画面はこちら(上)https://opac.library.osaka-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2004599628(下)https://opac.library.osaka-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2004599629 (OSIPPライブラリー)
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【書評】赤井 伸郎・宮錦 三樹 著 『教育の財政構造:経済学からみた費用と財源』

慶應義塾大学出版会、2025年https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766430066/   水田健輔(大学改革支援・学位授与機構教授)  本書は、初等教育から高等教育まで多段階の教育財政について、責任主体(国・地方自治体)別に費用と財源の整理を行っている点で類書にない特徴を有している。対象は国・公立の教育機関に対する直接の財源負担と費用支出であり、制度の詳細に目を配り、執筆時点での最新の情報を網羅するように心がけられている。その目的については、日本の財政が厳しい制約下にある中、効率的効果的な教育政策が実施されるために必要なエビデンスを得る上で、不可欠となる制度情報やヒントとなるデータ分析結果を示すことにある。よって、教育政策の評価を公財政負担と機関支出を含めた視点で行う場合に、まず読まれるべき書籍として推薦したい。  全体は、序章を含めて8章で構成されており、各章の内容には次のような特徴が確認できる。まず序章では、本書で「教育財政学」と呼んでいるものについて、隣接領域との異同を整理し、本書の対象とアプローチ(公共経済学アプローチ)を明らかにしている。そして第1章では、教育振興基本計画の推移を顧みるとともに、客観的なエビデンスにもとづくPDCAサイクルの構築が求められていることを指摘している。その上でPISAのスコアと教育支出の関係を検証し、支出の規模自体がそのまま教育成果につながる訳ではないことを例として示している。つまり、財源の量だけでなく、配分方法や支出構造により着目すべきである点を強調している。次に第2章では、国・地方自治体が責任主体となっている公的教育機関への機関補助について、その制度的な成り立ちと資金の流れが全体像として把握できるようにまとめられている。  続く第3章から第5章は、責任主体別・教育段階別の財源構造について、執筆時点での最新情報がまとめられており、一読すると日本の初等教育から高等教育に至るまでの公財政による機関補助がどのようになされているかを把握できる。まず第3章は、国立大学を対象とした財源構造、特に運営費交付金制度を解説しており、評価制度と業績連動型配分の仕組みを細かく紹介している点に特徴がある。効率的効果的な財源措置を希求する上で、メリハリのある財源配分がどうあるべきかについて検討する基礎情報となる。次に第4章では、公立小中学校を対象としており、国から地方自治体への財源措置と両者の責任分担について、制度の歴史的な変遷を含めて論じられている。特に義務教育費国庫負担金の地方交付税による一般財源化により、給与削減による効率化のインセンティブが働く点についてページを割いている。そして、第5章は公立大学を対象としており、国から地方自治体への地方交付税措置について、制度上の説明がなされている。基準財政需要額への公立大学経費の算入については、先行研究でも学問系統別の単位費用の差と推移がよく取り上げられるが、単位費用×測定単位×補正係数の細かい算出方法まで平易に説明している点に特徴がある。なお、ここでも国と地方自治体の責任分担の在り方について問題提起がなされている。  最後に第6章と第7章は、学術論文で仮説検証した内容を一般読者にも理解可能なように加筆し、収録している。まず、第6章については、公立小中学校の消費的支出とその費目内訳について、「規模の経済性」が働いているかどうかを検証している。結論として、支出総額については規模の経済性が働いているが、個別の費目によっては働かないものもあることが示された。少子化の進展とともに、小中学校の統廃合が課題となる中、こうした実証研究の結果を政策立案に活かしていく必要性を示唆している。次に第7章では、公立大学の「規模の経済性」と「範囲の経済性」について検証している。結果として、規模の経済性は、文系教育、理系教育、研究のいずれでも効いており、機関統合等の政策が費用効率の側面から支持されることを明らかにしている。そして、注目すべきは範囲の経済性の検証結果であり、文系教育と理系教育はそれぞれ単体で実施した方が費用効率的であるが、どちらの教育も研究と一体生産した方が範囲の経済性が働くという結論が示されている。この点については、豊富な先行研究も参照しつつ慎重な解釈と取り扱いが必要と思われるが、大学の機能設計を考える上で興味深い知見といえる。  ちなみに、本書には5つの「コラム」が設けられているが、閑話休題的な軽い読み物ではなく、本筋に関わる重要な情報が含まれている。  なお、あとがきで触れているとおり、公平性の議論や私立機関への公財政負担、あるいは就学支援等の個人補助については、今後の研究の進展と本書の内容への発展的反映が待たれるところである。また、丁寧な制度解説が本書の特徴の一つだが、今後の制度変更や政策動向については、読者が情報を補完しながら読むことが求められる。 ※この記事は、『IDE 現代の高等教育』(NO.672 2025年7月号(7月1日発行))からの転載です。
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2025年度「OSIPPでデータ分析を学び卒業した先輩とのオンライン交流会」開催

OSIPPでデータ分析を学び卒業した先輩とのオンライン交流会 2025年6月21日、「OSIPPでデータ分析を学び卒業した先輩とのオンライン交流会」(CEPO* 主催)が開かれた。Zoomにて開催され、12名の学部生、大学院生が参加した。プログラムでは、OSIPP博士前期課程に在学中の学生である筆者と、OSIPP博士前期課程、博士後期課程を修了後に就職している先輩が登壇した。 株式会社dipでデータサイエンティストとして働いている久保知生さん(2024年3月 博士前期課程修了)は、データ分析を仕事にしたいと考えている人たちに向けて仕事の内容や魅力について話した。OSIPPで学んでいるうちに専門性を活かした職に就きたいと考え、当職を志望するようになった久保さんは、ぜひデータサイエンティストという職業を考えてみてほしい、というメッセージを伝えた。 シンクタンクである日本経済研究センターで働いている阿部眞子さん(2025年3月 博士後期課程修了)は、働きながら博士後期課程を修了しており、その過程や難しさ、学位を取得するための努力について語った。阿部さんの現在の仕事の内容についても説明があり、シンクタンクでの業務にOSIPPでの学びがどう生かされているのかについて話した。 プログラムの後半ではブレイクアウトルームに分かれて質疑応答が行われ、参加者が質問する機会が設けられた。OSIPPの研究環境や専門性を活かした就職の仕方などについての質問があった。 学部生にとって大学院という場所は心理的に遠い存在で、関心があったとしてもその様子について知ることができる機会は少ない。また、大学院生にとってもOSIPP修了後の進路について詳しく共有される機会は珍しい。そういった意味でも、本プログラムはOSIPPでの学びとその生かし方について関心のある人に直接情報が提供される貴重な機会であったように思う。これを機に、参加者は大学院進学、OSIPP進学、そしてその先の将来の選択肢の多さについて認識できたのではないだろうか。 (OSIPP博士前期課程 奥野愛理) * CEPO(Center for Evidence-Based Policy Making):OSIPP経済系教員で構成されている研究センターで、質の高いエビデンスに基づく政策立案に役立つ、厳密な実証/理論研究の推進に努めている。 登壇者の久保さんのレポート記事: https://www.wantedly.com/companies/dip/post_articles/985090?fbclid=IwY2xjawLO4B9leHRuA2FlbQIxMQABHhTEYI-WylhQQnuZzWp04UWdL45hSNV9VAzwuQGVwgwKOd7p30aRrT-cjHdy_aem_6pkzPP-uG1AdYpXjMOg4kg
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OSIPP海外インターンシップ・海外研究の助成に関する説明会

OSIPP海外インターンシップ・海外研究の助成に関する説明会 2025年6月13日金曜日の昼休みに、OSIPP棟2階講義シアターにて海外インターンシップ・海外研究の助成に関する説明会が開催された。説明会はオンラインとのハイブリッド形式で、日英両方の言語で実施された。 説明会では、国際交流委員長であるヴァージル・ホーキンス教授より、助成の対象となるインターン・研究の開催時期や、応募方法の詳細などが述べられた。現時点ではまだ受け入れ先などが決定していなくても良いことも強調され、積極的な応募が推奨された。 最後には質疑応答の時間も設けられ、参加者からは他の助成金との違いや、提出書類などについての質問が寄せられた。 興味がある方は応募要項等を確認の上、是非ご応募いただきたい。 問い合わせ先:研究支援室 国際交流担当 (OSIPPライブラリー)
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