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法学科で学ぶ

学習の流れ

国際公共政策学科1年次

S.M. (兵庫県立加古川東高校出身)
現在:国際公共政策学科2年生

1年次の春・夏学期に、主に全学共通教育科目を学習します。外国語学習などに加え、様々な分野の基盤教養科目を学習することは、学部にとらわれない広い視野を持ち、考えを深める手助けとなります。また、同時に法学・政治学・経済学の3分野の基礎を学び、自分自身がどの分野に特に興味があるか、今後どのような学習をしていきたいかを考えることができます。

そして秋・冬学期には専門科目の学習が本格的に始まります。法学だけでなく、政治学・経済学の分野の科目も存在し、前期の学習や2年次以降に学習できる内容を踏まえて自分自身が興味のある授業を選択することができ、これらの学習によって各分野の知識、理解がより深まります。

1年次は様々なことに挑戦することができる時期だと思います。授業だけではなく、サークル活動やアルバイト、資格取得や友人との交流などを経験し、大学生活をより充実したものにすることができます。ぜひ法学部の学習に加えて、様々な活動に挑戦してみてください。

 
1 国際コミュニケーション演習
(フランス語)
憲法1 国際関係論入門
2 マクロ経済入門 現代の差別を
考える
現代文化を
読み解く
フランス語初級Ⅱ  
3 健康科学実習A 憲法1   総合英語
4 総合英語 国際公共政策 日本語・
日本文化を考える
5        

国際公共政策学科2年次

A.T. (静岡県立浜松西高校出身)
現在: 国際公共政策学科3年生

2年次では、1年次に比べて科目選択の自由度が大きく増します。1年次に興味を持った分野について勉強を深めるだけでなく、法律・政治・経済の全分野から受講する科目を選択できるのが大きな魅力だと感じます。私は1年次に経済学系に興味を持ったため、計量経済学やミクロ経済学など経済学系の科目を中心に、他にも憲法2や西洋政治思想史など、法律・政治分野において興味のある科目も履修し、勉強を深めることができました。

経済学に関しては、数学の知識が必要であったり、英語で開講されたりする授業があるため、大変に感じることもありました。しかし、必要な数学の知識は事前に学ぶことができるカリキュラムでしたし、英語が苦手な私にとって、興味のある分野を英語で学ぶことは、ただ英語を勉強するよりもむしろ楽しいものでした。

2年次は自分の興味ある分野を見つけるだけでなく、幅広く学びを深めることができた1年間となりました。

 
1 Data
Management
計量経済学 I Data
Management
 
2 計量経済学 I フランス語中級 西洋政治思想史 Academic Writing
Course (MLE)
3 英米文化III
(MLE)
西洋政治思想史  
4 Project Seminar
in English
マクロ経済学 総合英語
5   セミナーⅡ   英米文化Ⅳ
(MLE)
6   Academic Writing
Course (MLE)
 

国際公共政策学科3年次

K.O. (山口県立山口高校出身)
現在: 国際公共政策学科4年生

3年次では、履修できる講義の幅が広がることに加え、就職活動や課外活動等の学外活動にも時間を要する年次です。

本学科では各自の興味関心の赴くままに、法・政治・経済にまつわる様々な講義を履修できます。「国際」の名を冠する学科であることから、英語での講義を履修する学生も多いです。また、ゼミ活動では同じトピックに関心を抱く学生と共に切磋琢磨し、学びを得ることができます。実際に私は、政策について探究するゼミに打ち込みつつ、データ分析や政治過程に関する講義を履修することで、政治・政策への学びを深める1年としました。

また、3年次では就職や進学に向けて準備を開始する学生や、課外活動で中心的な役割を担う学生が多数います。本学科ではキャリア選択や課外活動に真剣な学生が多く、私も刺激を受けました。

以上のように、3年次は大学生活の中でも特に重要な期間であり、自分次第で充実度が無限に高まる1年です。

 
1       ローマ法
2 政治過程論 政治過程論 特別講義 (中国外交論) ローマ法
3 行政法4 外交史 外交史 外交政策論
4 行政学 法情報学2 行政学 平和学
5   セミナーⅢ    
6     特別講義 (オーストラリア法入門)  

国際公共政策学科4年次

Z.S.(Widdifield Secondary School(カナダ)出身)

4年次になり、大学院入試の準備に集中しました。同時に、オンライン授業への移行により、これまでキャンパスが異なるために履修が難しかった他学部の科目が取れるようになりました。法学部で得た知識を歴史や医学など新しい分野に応用すること、異なるバックグラウンドを持つ学生と学術的に豊かな議論を交わすことは、知的好奇心を満たす貴重な経験となりました。また、4年次においてもセミナーに所属し、指導教員の下、これから大学院で行うリサーチの基盤となる個別研究を行いました。

学業以外では、大阪にいながら、リモートで国内のシンクタンクや世界保健機関でインターンシップに参加し、大学で学んだことを新たな形で活かすことができました。このように、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行という深刻な状況にもかかわらず、残りの学部生活を最大限に活用できたと感じています。

 
1          
2 法医学     特別講義 (Political Economics1)
3 市民社会論 特別講義 (Academic Writing)   特別講義 (法学部生のための 民事裁判入門)  
4 現代哲学演習 欧米の文化と 社会を知る    
5   セミナーⅢ