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大学院紹介

国際公共政策研究科

<基本理念>

  • ●国際公共政策研究科(OSIPP)は、「国際公共価値の実現と国際社会における公共政策の探求」を基本理念としています。
  • ●急激な国際状況の変化に対して、人々の先頭に立ってリーダーシップを発揮し、国際社会に貢献できるグローバル人材の育成をめざします。

<教育課程(博士前期課程)>

  • ■博士前期課程は標準修業年限を2年とし、所定の科目履修と論文作成を行って修了します。修了者には「修士(国際公共政策)」の学位が授与されます。
  • ■授業は、講義科目、演習およびプロジェクト演習からなりますが、多様なバックグラウンドを有する学生の学修を支えるためにカリキュラムが組まれているという特徴があります。基本科目を充実させているだけでなく、国際機関、マスコミ、シンクタンク、地方・中央の官公庁などからの積極的な講師の登用や国内外の研究者の招へいを通じ多様な授業を提供しています。
  • ■多様性の交わりの中で、公共価値実現のためのリーダーシップを培うことを目的としています。
  • ■博士後期課程に進学し、「博士(国際公共政策)」の学位を取得する道もあります。

博士前期課程早期修了プログラム

国際公共政策研究科(OSIPP)では2019年度から当研究科に進学を希望する大阪大学法学部在籍の4年生が学部の授業と並行してOSIPP博士前期課程開講科目を最大10単位まで取得できる科目等履修生制度を実施しています。この制度により取得した単位は、OSIPP博士前期課程に入学後、入学前既修得単位として認定を受け修了要件単位に算入することができるため、最短1年間で修士(国際公共政策)の学位を取得し修了することが可能となります。

大学院進学準備応援プログラム

大阪大学法学部国際公共政策学科からOSIPP博士前期課程入学試験に合格した学生のうち、選定された学生5名に、研究費(3万円)を支給いたします。

大学院で学ぶ

岩橋 遼 国際公共政策研究科 博士前期課程2年

みなさんは今どのような将来像をもっていますか。私は学部入学当初はマスコミ業界への就職を目指していました。しかし、法・政治・経済に関する基礎知識・理論から現実への実践を含む、さまざまな授業を受ける中で、「もっとじっくり腰を据えて学問に向き合いたい」と考え、大学院進学を決意しました。

進学した国際公共政策研究科は、留学生が非常に多く、英語での授業も充実しています。
働きながら在学している方もおり、多様な学生が高い志をもって研究に取り組んでいます。1年次は、研究の土台となる基礎科目を多く履修しました。総合大学の利点を生かし、他研究科の授業や連携する他大学の講義に参加することもできます。

現在は学部の4年間で最も興味を惹かれた国際政治理論を研究しています。政治理論と
いうと、とっつきにくい印象を受けるかもしれません。しかし、現実の国際情勢を理解するには、理論というツールが欠かせません。私は「なぜ国家は人権条約に入るのか」という問いに取り組んでいます。規範的には正しそうな行動をなぜ選択するのかをあらためて問い直すことで、国家の行動をよりよく理解することにつながります。

学問に限らず、学生のうちに何か打ち込む価値のある「問い」を見つけることは重要です。
「何が児童虐待を引き起こすのか」「EUはさらなる統合を目指すべきか」「ワーク・ライフ・バランスの実現は労働生産性を高めるのか」など、答えのない問いが社会にはあふれています。このような問題意識を持ちつつ、政治家や国際公務員になることを目指している同級生もいます。みなさんが大学で素晴らしい仲間と出会い、全力を注ぐ価値のある「問い」を見つけられることを願っています。

早期卒業制度

平成29年度から早期卒業制度がはじまりました。

法学部では、平成29年度入学者から早期卒業制度を導入しました。成績が優秀な学生には、通常より1年早く「法学士」の学位を取得して大阪大学の各大学院(法科大学院、法学研究科、国際公共政策研究科)に進学する機会が与えられます。

大学院進学への時間的・経済的負担が軽減されます。

早期卒業制度によって、法学部を3年で終え、法学研究科博士前期課程(MC/Master
Course)、国際公共政策研究科(OSIPP)博士前期課程(MC/Master
Course)及び法科大学院「法学既修者コース」(2年で修了できるコース)に進学した場合、法学部入学から「5年間」で各大学院の課程を修了することができます。

入学から修了までの通常の期間

その他の研究科

法学研究科

高等司法研究科


大阪大学法学部は、学部1年生から指導体制を整備し、
学部・大学院を通したきめ細やかな少人数教育で、
あなたの夢の実現をサポートします。