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【ポスター報告】川本結人さん(OSIPP博士前期課程)、白川咲良さん(法学部国際公共政策学科4年次)

OSIPP博士前期課程1年次の川本結人さんと法学部国際公共政策学科4年次の白川咲良さんが、2026年6月21日に日本大学で開催された日本選挙学会においてポスター報告を行いました。


ポスター報告時の川本さんと白川さん

<報告論文>
Title: “選挙権年齢の引き下げと若者の投票率”
Author: 川本結人、白川咲良、松林哲也
Abstract: 本研究は、差の差法を用いて、選挙権年齢の引き下げにより日本の若者の投票参加が長期的に向上したかを検証する。分析の結果、20歳で選挙権を得た世代と比べ、18歳または19歳で初めて選挙権を得た世代は「初回投票ブースト」 が強く、さらに20代後半の国政選挙の投票率が有意に高いことがわかった。この傾向は女性において特に強い。地方選挙では初回投票ブーストが弱く、長期的な投票率向上も見られない。メカニズムを検証するために20歳前後の有権者を対象としたサーベイデータを分析したところ、家族との同居が10代の有権者の投票参加意向と正の関係を持つことがわかった。これらの結果は、初めて選挙を経験する時期における安定した家庭環境が、長期的な投票習慣の形成において重要な役割を果たしている可能性を示唆している。