●交流●

マイケル・マカリア(Michael MCALEER)客員教授

(計量経済学)

学生はもっと反論を

西オーストラリア大学より、日本学術振興会外国人招へい研究者として、7月6日からOSIPPに(99年1月5日まで)。以前にも阪大社研、経済学部を研究のため訪れているのでなじみがある。
1952年、横浜生まれ。7歳まで日本に住んでいただけあって、日本語も話す。
マッケンジー助教授がオーストラリア国立大学の大学院に入学した当時の教官で、以来15年以上、共同研究を続けている。専攻は計量経済学。主にモデルの実証研究を行っており、generated regressor (推定された変数)問題を扱う。


同教授が使っている部屋は、連日遅くまで明かりがついていて、「よほど研究熱心なんだろう」との評判だが、「workaholicじゃありませんよ。週末は必ず他の事をしてリラックスしてるし」。趣味はウォーキングなどのほか、最近はアニメーションセル画を集めているそう。
授業は持たないが、「日本の学生はあまり反論しないようだ。無作法な態度はいけないがもっとaggressiveに」と学生を励ましている。


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