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  • 研究成果

OSIPP教員の研究業績(2026年10月)

OSIPP基幹講座教員から報告のあった研究業績をご紹介いたします。


二杉 健斗 先生


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Kento Nisugi
Kento Nisugi, “Self-Judging Security Exceptions in International Investment Agreements: Functions and Limits of Anti-Abuse Clauses,” RIETI Discussion Paper Series 26-E-073 (October 2026).
日本語題:「投資条約上の自己判断的安全保障例外:濫用防止条項の機能と限界」
https://www.rieti.go.jp/jp/publications/summary/26100017.html

概要: 本稿は、国際投資協定における自己判断的安全保障例外に付随する濫用防止条項の法的機能と限界を、定性的・定量的手法を用いて分析するものである。まず、GATT21条との比較および近時の投資仲裁判断例の分析を通じて、自己判断的例外の解釈適用を検討する。次に、独自に構築した条約条項データセットに基づく大規模調査により、濫用防止条項の主要な類型と採用状況を明らかにする。その結果、濫用防止条項の法的効果は一様ではなく、類型によっては安全保障措置に関する国家の裁量を直接制約し得ることを指摘し、条約設計において国家裁量と法的統制を適切に均衡させることの重要性を論じる。