事業概要

(1)人事問題の研究
学問的には、正確な事実認識を元にした「人事概念」を作り上げる。また、労働経済学、労働社会学、組織心理学等の研究者の協力をえて、各分野の視点や分析方法を取り入れた学際的なアプローチが行われる場を提供する。


(2)研究者の育成
研究者と実務家が協力して行う作業に大学院生を参加させ、現場の感覚にもとづいた問題意識の醸成と研究技法の習熟を促すことで、「人事学」研究者のインキュベーションとしての役割を果たす。


(3)企業の人事データの統計解析と人事政策への提言
協力企業から人事データを提供してもらい、人事施策の効果に関する調査と統計解析を行う。また、その結果を企業に返し人事制度の改善に役立ててもらう。これらを通じて、データに基づいて議論ができる人事実務を作り上げる。


(4)人事実務家の技能向上
企業から人材が派遣された場合は、調査技法や統計手法等の教育を行う。人事実務をマスターレベルの業務に高めることを目的し、それをこなせる実務家を育成する。


運営委員会組織


 
運営委員長 松繁寿和

 運営委員  松繁寿和、橋本介三