同窓会コーナー

卒業生近況

入学一期生でブルームバーグ・ニュース(東京支社)に勤める

国沢利奈子さん

"法と経済に強く、社会に通用する人材を"という新しい大学院の記事を新聞で見つけ「これだ」と思いOSIPPへ。伴金美教授の下で企業の環境ISOプログラム導入を研究、96年に修士を取得した。
 その年、「人間的に未完成だし、人と違うことをしたくて」アメリカでアトランタオリンピックのボランティアをしたり、日本事情、特に広島・長崎を高校生らに語って歩くプログラムに参加、そこで得た根性、度胸、プレゼン(発表)能力が今の仕事に生かせていると言う。
 帰国後、97年9月からブルームバーグ・ニュースに入社。同社は企業・市場データ、経済ニュースなどを提供する金融情報提供企業で、情報産業の革命児といわれるアメリカ人、マイケル・ブルームバーグ氏が81年に設立、急成長を続けて日本でも注目されている。
 担当する仕事は、日本の債券に関するデータベースの管理、配信で、大型投資家からの問い合わせなどに対応している。「OSIPPでは特に金融を専門にしていたわけでないので毎日が勉強で大変。ただ調べものが好きだし、データの収集法や扱い方などOSIPPで身につけたことが大変役に立っており、自分にあっているので楽しい」と話す。
 東京駅の前にある社屋は瀟洒で、社内設備、雰囲気も斬新。徹底して社員の快適性、効率性のために配慮されている。
会社はフレックスタイム。マウンテンバイクで2、30分かけて通勤している。「ステップアップして辞める人も多いけど女性が40%いるし働きやすい。」社内のバーカウンターで一息つくと心地よい充実感を感じる。


総会、講演会、新棟見学、懇親会

7月10日に開催

OSIPP同窓会「動心会」(会長・神田延祐元三和銀行副会長)の年次総会が7月10日に開かれる。黒澤満研究科長の講演をはじめ、新校舎の施設見学、懇親会なども予定されている。


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